下地寛也(著)「困ったら、「分け方」を変えてみる。」を読みました。著者はコクヨ(株)のコンサルタントで、身の回りに起きる様々なことを「分け方」をキーワードに眺め直してみようという本です。
ちょうど、算数の図形の難問が補助線を引くことで簡単に解けるようになるのと同じで、「分け方」を工夫することで様々な問題が解決しやすくなるそうです。この本にはその例がいくつも紹介されてました。
わかりやすい文体で書かれているのでサッと読めました。そのため、いずれの例も簡単に解決できそうな気がしてしまいましたが、、いざ現場で同じ問題に出会ったら困惑するだろうなぁ…(笑)。簡単に見えることこそ、経験を積んでしっかりと身につけていくことが大切だなぁと思いました。