法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

SPDX License Identifier

今日は十数年ぶりに FreeBSDカーネル・コードを眺めています。ディレクトリ構成は確かこんなだったなぁ、ファイル名の付け方は確かこんなルールだったなぁ、システム・コール xxx() のカーネル内の入口関数は sys_xxx() でカーネル内呼び出し用は kern_xxx() だったなぁ、あんな構造体あったなぁ、こんな構造体もあったなぁ、このフックの先はこうなってたなぁ、こうやってリンカーに情報渡してたなぁ、などなど少しずつ思い出しながら眺めています。

それはさておき、カーネル・コードを眺めていたら、ソース・ファイルの先頭に「SPDX-License-Identifier: BSD-2-Clause-FreeBSD」という記述があるのを見つけました。どうやらソフトウェア・ライセンスの種類が一目でわかるようにするための識別子のようです。FreeBSDカーネル・コードはファイルごとにライセンスが微妙に異なるので、この識別子があると管理上便利そうです。

早速調べてみると、SPDX は Software Package Data Exchange の略だそうです。使い方は下記 PDF ファイルがわかりやすかったです。

以下は関連リンク集です。