随分昔のこと、Linux 上で IPv6 で TCP の listen をすると、何故だか同じポートで IPv4 も受け付けてしまうという経験をしました。元々 IPv4 と IPv6 で socket を1つずつ使って listen するつもりだったので、IPv6 の socket を1つだけ使って IPv4 と IPv6 の両方を listen しても実用上の問題はありませんでした。ちょうど立て込んでいたこともあって、その時は原因を調べることなく終わりました（汗）。
ところがつい先日、IPV6_V6ONLY の存在を知りました。socket() と bind() の間で setsockopt() を使って IPV6_V6ONLY を on にすると、IPv6 のみを listen するそうです。今日ちょっと試してみたところ、確かにそうなりました。
どうやら IPv6 で listen した場合、OS の設定（kernel の設定）によって IPv6 のみになったり、IPv4 & IPv6 になったりするようです。今更ですが、OS の設定に関係なく要求通りの動作をするように書くべきでした…
「とりあえず動いてるし、いま立て込んでるから、調べるのは後回しにしよう！」なんてことを考えてしまうと、、結局調べることなく終わってしまいますね（涙）。。疑問に思った時はその場ですぐに調べないと、「後悔先に立たず」な結果になってしまいます。それをまたまた確認してしまった、、今日の一日でした…
