法楽日記

デジタル散策記&マインド探訪記

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相川圭子(著)「ヒマラヤ大聖者の幸運を呼ぶ生き方」

相川圭子(著)「ヒマラヤ大聖者の幸運を呼ぶ生き方」を読みました。ヒマラヤ聖者の1人、ヨグマタ・相川圭子さんからの現代日本人へのメッセージが綴られています。 この本を読みながら、相川圭子さんは真理を言葉ではなく体験を通して伝えようとされているの…

相川圭子(著)「ヒマラヤ大聖者 愛の般若心経」

相川圭子(著)「ヒマラヤ大聖者 愛の般若心経」を読みました。ヒマラヤ聖者の1人、ヨグマタ・相川圭子さんが般若心経の解説を通して現代日本人へのメッセージを綴っている本です。 私は相川圭子さんの用語の使い方にまだ慣れていないので少しでも理解できるよ…

相川圭子(著)「あなたは答えを知っている」

相川圭子(著)「あなたは答えを知っている」を読みました。ヒマラヤ聖者の1人、ヨグマタ・相川圭子さんからの現代日本人へのメッセージが綴られた本です。 相川圭子さんの著書はまだあまり読んでいないため、言葉遣いにまだ慣れていません。そこで、メッセー…

話民(著)「マザー・テレサ」

話民(著)「マザー・テレサ」を読みました。漫画によるマザー・テレサの伝記です。セリフなどはすべて英語で、欄外に日本語訳が書かれています。 マザー・テレサは1910年(明治43年)に現在のマケドニア(当時はオスマン帝国領)で生まれ、1928年(昭和3年)…

阿部一男(著)「霊感刑事の告白 すべてあの世が教えてくれた」

阿部一男(著)「霊感刑事の告白 すべてあの世が教えてくれた」を読みました。霊感のある元刑事さんによる現役時代の体験記です。同様の経験を持つ刑事さんは他にもいらっしゃることと思います。実名・仮名を織り交ぜて手記を編纂すると面白い本ができるのでは…

海老根一樹(著)「マハトマ・ガンディー」

海老根一樹(著)「マハトマ・ガンディー」を読みました。漫画によるガンディーの伝記です。セリフなどはすべて英語で、欄外に日本語訳が書かれています。(日本語版電子書籍もあるそうです) ガンディーは1869年(明治2年)にインド西部で生まれ、1888年(18…

荻原真(著)「西洋哲学の背骨」

荻原真(著)「西洋哲学の背骨」を読みました。お爺さんと高校生2人の架空の対話を通して、西洋哲学史上の重要な思想を紹介している本です。なかでもプラトン、デカルト、カント、サルトルの4人が大きく取り上げられています。この本によると、西洋哲学はどう…

結跏趺坐の組み方

先日読んだ道元禅師の「普勸坐禪儀」には、結跏趺坐、半跏趺坐の組み方が書いてありました。その手順に従って組んでみると、今まで難しいと信じていた結跏趺坐を簡単に組むことができました。ポイントはシンプルで、「書いてある手順に素直に従う」だけでし…

道元禅師(著)「普勧坐禅儀」

この2〜3日、道元禅師が書かれた「普勧坐禅儀」を読んでいます。 道元禅師は鎌倉時代初期の僧侶で、永平寺で有名な日本曹洞宗の開祖です(ご本人は『開祖』と呼ばれることを望んでなかったことと思いますが…)。「普勧坐禅儀」は道元禅師が南宋での修行から…

片柳弘史(文),RIE(絵)「あなたのままで輝いて:マザー・テレサが教えてくれたこと」

片柳弘史(文),RIE(絵)「あなたのままで輝いて:マザー・テレサが教えてくれたこと」を読みました。マザー・テレサの言葉に、かつてマザー・テレサの元でボランティアをしたことのある神父・片柳弘史さんがエッセイを寄せて、アーティストの RIE さんが心温ま…

ディスカヴァー(編)「アインシュタイン ひらめきの言葉」

ディスカヴァー(編)「アインシュタイン ひらめきの言葉」を読みました。天体写真家・中西昭雄さんの写真を背景に、アルバート・アインシュタインの言葉が紹介されています。同社による「アインシュタイン150の言葉」「アインシュタインにきいてみよう」から…

藤井日達聖人「文明とは」

『アヒンサー(非暴力)』で思い出す言葉のひとつに、藤井日達聖人の法話「文明とは」があります。 文明とは 電灯のつくことでもない、 飛行機の飛ぶことでもない。 原子爆弾を製造することでもない。 文明とは 人を殺さぬことである、 物を壊さぬことである…

ダライ・ラマ14世(著)「思いやること こころを育てるための小さなコツ」

ダライ・ラマ14世(著)「思いやること こころを育てるための小さなコツ」(原題: How to Be Compassionate)を読みました。前半では、思いやりを持って生きていくために解決すべき課題と対策が9つ紹介されてました。後半では、思いやりを持った生き方の重要性…

吉田さらさ(監修)「マンガで教養 やさしい仏像」

吉田さらさ(監修)「マンガで教養 やさしい仏像」を読みました。仏像の基礎知識をマンガとイラストで伝えてくれる本です。監修は寺旅研究家の吉田さらささんです。 仏像には、如来、菩薩、明王、天部など様々な種類があり、それぞれ特徴があるそうです。そし…

甲田純生(著)「1日で学び直す哲学 常識を打ち破る思考力をつける」

甲田純生(著)「1日で学び直す哲学 常識を打ち破る思考力をつける」を読みました。 西洋哲学を代表する8名の哲学者の紹介を中心に、西洋哲学の流れをわかりやすく伝えてくれる本です。この本の主人公である8名の哲学者は、古代ギリシャのピタゴラス、ソクラテ…

浅野裕一(著)「古代中国の文明観―儒家・墨家・道家の論争」

浅野裕一(著)「古代中国の文明観―儒家・墨家・道家の論争」を読みました。春秋戦国時代の儒家・墨家・道家の思想を中心に、太古から三皇五帝、夏、殷、周までの時代における文明観が紹介されています。 この本によると、春秋戦国時代の思想界の二大勢力は儒…

思い通りにならないこと

仏教用語の『苦』の意味するところは「思い通りにならないこと」だと聞いたことがあります。 四苦八苦は、生・老・病・死の四苦に、愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦を加えた八苦を指す言葉ですが、いずれも「思い通りにならないこと」ばかりです。 …

佐々木閑,宮崎哲弥(共著)「ごまかさない仏教: 仏・法・僧から問い直す」

佐々木閑,宮崎哲弥(共著)「ごまかさない仏教: 仏・法・僧から問い直す」を読みました。仏教学者の対談を通して、現代日本の学術界における仏教理解を紹介・解説する本です。 本書は、仏教の三宝である『仏』『法』『僧』の3章からなります。第1章のテーマは…

キッサコ(演奏)「般若心経コーラス」

お経には木魚がとてもよく似合うくらいですから、リズム感あふれる音楽との相性はとてもよさそうです。例えばラップのリズムに合わせてお経を唱えるお坊さんの姿を想像するだけで心がウキウキしてきますし、ラップの合間に MC でお経についての法話をすると…

ツォンカパ(著)「縁起讃」

ツォンカパ(著)「縁起讃」を拝読しました。ツォンカパはチベット仏教のゲルク派の開祖です。 素晴らしい内容だと思うのですが、いかんせん、私の言葉で説明することができません。そこで全58偈のうち、印象に残った4つの偈を以下に引用します。 (2) 世間のい…

ダライ・ラマ14世(著)「ダライ・ラマの般若心経: 日々の実践」

ダライ・ラマ14世(著)「ダライ・ラマの般若心経: 日々の実践」を読みました。この本を読むのはこれで3回目です。般若心経のエッセンスがとてもわかりやすく説明されています。 この本は3部構成で、第1部には平成22年(2010年)6月20日に長野市にて善光寺主催…

ハワード・ビーハー(著)「カップは満たされてる?」

ハワード・ビーハー(著)「カップは満たされてる?」を読みました。ビジネス向けファンタジー小説です。著者のハワード・ビーハーはスターバックスの元社長で、入社時にはシアトルを中心に28店舗だった同社を、在職期間中に五大陸1万5千店舗以上にまで育てた方…

御堂龍児(著)「現代を生き抜く「タオ」の教え―中国道教の仙人への心の旅」

御堂龍児(著)「現代を生き抜く「タオ」の教え―中国道教の仙人への心の旅」を読みました。中国、香港、台湾で中医学と風水と道教を学ばれた著者による修行時代の体験談が書かれています。 真摯に求道された方なればこその手記で、とても興味深く読みました。…

寺山修司(著)「群れるな―寺山修司 強く生きぬく言葉」

寺山修司(著)「群れるな―寺山修司 強く生きぬく言葉」を読みました。寺山修司さんの数々の著作からの抜き書きを「自分」「生きる」「夢」「愛」「しあわせ」「言葉」「創造」「正義」「死」「あした」の10章に分類してまとめられた本です。 寺山修司さんは昭…

下地寛也(著)「困ったら、「分け方」を変えてみる。」

下地寛也(著)「困ったら、「分け方」を変えてみる。」を読みました。著者はコクヨ(株)のコンサルタントで、身の回りに起きる様々なことを「分け方」をキーワードに眺め直してみようという本です。 ちょうど、算数の図形の難問が補助線を引くことで簡単に解け…

立花大敬(著)「くじけない力 宮澤賢治も信じた法華経「自己肯定」の教え」

立花大敬(著)「くじけない力 宮澤賢治も信じた法華経「自己肯定」の教え」を読みました。 立花大敬さんの本はどれも読みやすくてわかりやすいので、うっかりすると書かれている内容すらも単純で簡単なのではないかと思ってしまいます。ところが本の内容を自…

中淳志(著)「バーミヤン写真報告2002―中淳志写真集」

中淳志(著)「バーミヤン写真報告2002―中淳志写真集」を読みました。2001年にタリバンに破壊されたバーミヤンの遺跡群の詳細な写真報告です。撮影は2002年5月頃に行われたそうです。 Wikipediaの記述によると、バーミヤンの仏教遺跡は1世紀頃から開削され始め…

角田泰隆,名児耶明,金岡秀郎(共著)「般若心経: 二六二文字を読む・知る・書く」

角田泰隆,名児耶明,金岡秀郎(共著)「般若心経: 二六二文字を読む・知る・書く」を読みました。 仏教学者3名による般若心経の解説書です。第1部は内容の概説、第2部は般若心経の誕生から日本で広まるまでの歴史の概説、第3部は写経の歴史と名品と作法について…

世界協和の祈り(一・八九)

世界協和の祈り(一・八九) 一 よい思いは、いたるところから、われらのもとに来れ。――誠実正直で、ゆがめられることなく、湧き出る思いは。――こうして神々が、日ごと日ごとに撓むことなき保護者として、つねにわれらの繁栄に向かうために。 中村元『ヴェー…

和合の歌(一〇・一九一)

和合の歌(一〇・一九一) 二 あなた方は集合せよ。ともに話し合え。あなた方の心は、協和せよ。――昔の神々が協和して、祭祀の供物を享受するために坐っていたように。 三 智慧のはからいは共同であれ。会合は共同であれ。心は共同であれ。それらの人々の思…